2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
スピノールの概念は、1913年にE. カルタンがリー群の表現を構成するために、スピノールを導入したのが最初のようです。 一方、層の概念は、息子のH. カルタンが1940年代末に代数的位相幾何学におけるJ. Lerayの研究や多変数複素函数論における岡(K. Oka) の…
クリフォード代数は、内積をもつベクトル空間に付随した代数で、周期8の周期性を持ち、ボット周期性に対応しています。 ボット周期性はRaoul Bottによるのですが、今手元にある『トゥー多様体』(英語版タイトル『An Introduction to Manifolda』)の著者Lo…
今回は本間泰史著『スピン幾何学』です。 ディラック作用素とスピノール場に関する解説の書です。 リーマン幾何学ではリーマン計量から定まる曲率、測地線、ラプラス作用素などを用いるのに対し、スピン幾何学ではリーマン多様体に「スピン構造」という位相…
いよいよ大沢健夫先生の『現代複素解析への道標』のご紹介です。 副題「レジェンドたちの射程」となっています。 複素解析分野の王や長嶋、サッカーのカズの活躍の本です。 前回書きました、Henri Cartanの1931年の論文と1944年の論文が出ていて、そこから岡…
Henri Cartan (1904-2008)は前回出てきたElie Cartan (1869-1951)の息子さんです。 今回ご紹介の本『Supersymmetry and Equivariant de Rham Theory』の著者はVictor W. GuilleminとShlomo Sternbergなのですが、序文の前にHenri Cartanの顔写真が掲載されて…
AIで現代数学や現代物理を活用して社会変革を起こそうとしているのですが、物理学は実験的裏付けがあるとはいえ、まずは数学的に裏付けられたところを辿っていく方が良いと思われるので、数学と物理学の接点を追っています。 そういう目的で、有力な本だと思…
今回のご紹介は、寺杣友秀著『リーマン面の理論』です。 本当は全く同じタイトルの本で別の著者による古い本でもっとお気に入りのがあったりするのですが、雑誌の『数理科学』最新号が保型形式特集なので、今回、保型形式@リーマン面の理論として寺杣友秀さ…
当然、こちらは自分の尺度でやっているわけですが、中国銀行担当者の尺度では無理ということで、「無理無理無理無理」と言ってきます。 しかし、クラウドファンディングは強制ではなく、それぞれの方がそれぞれの尺度での判断となります。それをやらせないの…
素人ガ社会変革を起こすための学習塾、斧テックLabo.を開設します。 これは、光量子科学研究所とほぼ同じものです。 実は、光量子科学研究所再建のためのクラウドファンディングに申し込んだのですが、中国銀行の担当の方に、「無理無理無理無理無理」と言わ…
私の持っている理化学辞典では、パリティとは 偶奇性とも言う。 素粒子の内部状態を表す波動関数は、空間座標を反転したときに元と同じか、または符号を変えるかどちらかである。この符号を素粒子のパリティと言う。 となっています。 大槻先生による解説は…
一周まわって元に戻って来ました。 量子誤り訂正に使われるのが「パリティ」で、さらにAIで拡張するのがAIパリティです。 量子コンピュータやAIの最先端の部分は、計算とは物理現象なのか数学なのか、という感じになっているのですが、新生・光量子科学研究…
唯一マイクロソフト社だけがトポロジカル量子コンピュータに取り組んでいて、この方式だと量子誤り訂正が必要ないので、断然有利なのだそうです。しかし、非可換エニオンが存在しているのか、という問題があって、竹内薫さんはエニオンは無いと著書に書いて…
コロナ禍なのにバブル期以来の株高で、これをどう説明するのか、専門家の間でも見解が分かれているようなのですが、前回のバブルの時は市場参加者が主に日米欧だったのが、GDPで日本を抜いた中国も参加しているので、まだまだバブルじゃないのでは?と素人ガ…
マイケル・クスマノさんはこの本も執筆されています。 副題「How Intel, Microsoft, and Cisco Drive Industry Innovation」です。 技術経営者とプラットフォーマーリーダーと予備軍への指南書です。
デイビッド・ヨッフィー&マイケル・クスマノ著『STRATEGY RULES』 この本を読むと、ゲイツ、グローブ、ジョブズの戦略的思考が学べます。
ドレスト光子関連の書籍では、大津元一先生と小嶋泉先生による『ここからはじまる量子場』、副題「ドレスト光子が開くオフシェル科学」がお勧めです。 小嶋泉先生の著書『無限量子系の物理と数理』と併せて読むと、より楽しめます。
思い切ってデジタルシフトを!
市政、県政、国政の透明化、まずは市政から。
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斧テック
全国に10,300の商店街があり、それぞれ近隣に地方銀行、信用金庫、地域の新聞社が地域のネットワークを形成しているが、基盤となる地域の衰退で存続が危うくなりつつある。全国規模で、その衰退を止め、復活させる手立てが求められている。 そのため、「5つ…
以前、数学者や物理学者の名前を覚えれば、スポーツ観戦で選手の名前や能力を知ってると楽しめるのと同じ様な楽しみ方が出来るよ、と書いたところ、素人ガー、とか、レベル低すぎとの声が多かったのですが、(そこから素人ガシリーズが始まりました)、AI…
書店に今積まれている号のNewsweek誌に、テスラ社の破壊的イノベーションというのが載っているのですが、これが驚くような内容なのです。しかし、孫さんはとっくに把握しているんだろうな。楽天の社長も対応出来るんだろう。トヨタの社長はどうなんだろう?…
私にもノーベル賞に値すると言われる成果があるのですが、 ご推薦頂けないでしょうか。 世界初のヒストン修飾の三次元解析です。 京都大学の山中教授らは米国のパクリと言っておられる ようですが、まだWindows95も出る前のことなので、 米国にも全く前例…
私の愛読書『最新アインシュタイン論』の150頁に、 日本からアメリカに流出した科学者第一号ポール黒田(黒田和夫)が主張した 天然原子炉というのが出て来るのですが、この本を30年前に購入したものの その黒田和夫さんが知り合いのMitzi I.Kurodaのお父さ…
大栗先生がお手玉みたいにこなせないと、と書いてらしたのですが、業界ではこれをジャグリング法と言います。 ボウリングのピンを上に1本、2本、3本、4本、5本、6本、7本と投げ上げて、落ちる前にキャッチし、再び投げ上げる。 そうして同時にマネジ…
マイクロソフト社にとってパソコンの需要を喚起するために、必要なアプリ開発を他社にどのように促せば良いのか?という問題がありました。 鶏が先か、卵が先かという問題です。 マイクロソフト社はOSのライセンスを安価に広範に提供することで、この問題を…